ベイビーリシャスは串戸ユリアぽさをしっかり感じさせつつナチュラルで使えるレンズ
LA帰りで、大手ブランドのミューズとして活躍、そして、自らもそのセンスでファッションプロデュースも行う串戸ユリアが、本格的にプロデュースしたレンズ。
PR広告用の写真では、全然そうは見えないのですが、着用していると、ナチュラルレンズなのに、ちょっとだけとがった印象の部分をワンポイントにのこしていることに気づかせてくれます。実は、じっくりその目を見つめたくなる、個性派レンズなのに、つけているとほぼナチュラルに見えるという優れもの。
実はレンズの柄自体は2つあって、私が使用していたナチュラル系2種類は「クリアブラック」と「クリアブラウン」で同柄。一見ロンドンの警察の帽子にあるようなチェック柄が外ふちにドットであしらわれたようなデザイン。そして真ん中は、しずくが目の真ん中、瞳孔の淵から外エッヂに向かって、放射線状に延びています。
一見した限りでは「目に乗せたら合わないんじゃないかな？」と思いがちなところ、乗せると完全に目となじみ、ナチュラル。
よくあるドットで縦横や、放射線状に均等割りして点や線を配置してプリントしたデザインよりも、目の凹凸や正面、横向きの全部にしっかりとなじんでくれます。
電車で真横から見ても気付かないくらいのナチュラルさなのに、鏡を10センチくらいに近づけると、ちょっとだけおしゃれに見えるという感じ。
つけている本人に、隠れたおしゃれの満足感が出るタイプです。
これともう一つ、フラワータイプデザインの「ハニーヘーゼル」と「ベルベットグレー」があり、普通のフラワータイプデザインよりも、お花部分が小さ目。外周のダークカラーの黒目を縁取る線部分が、ぐっと広めなのです。
目元をおおきく見せるにも使えますが、私のおすすめなのは、いつもまっすぐできらりと光るような一途な目線を作りたい時。ちょうど目の瞳孔周りの真ん中にだけ、あかるいひかりが集中する絶妙デザインなので、自然にハーフっぽい明るい目元でありながら、意志を感じさせてくれるまなざしに仕上がります。
フラワータイプはどうしてもあま～い感じで苦手というかたも、「串戸ユリア系のきつすぎずにかっこいい目元」にだれでも仕上げてくれ、誰でもモデル目という感じかもしれません。
１４．２ｍｍの小さ目レンズで目の負担が軽く、度なしからー6.00にまで対応したワンデーなので、これまで目の負担で使えなかった人にもいいです。目がいつもさわやかです。